2007年 07月 17日
結果 |
アイドラーズゲームス12時間+7分耐久レース。
トラブルによるリタイヤ。
これがすべて。
以上
じゃ、話にならないので反省文。
参加の話が決まったのは今年の春。
なるべくリーズナブルにしようということで
昨年に比べてメンテナンスはだいぶ簡略化。
とは言うものの昨年のクラッシュの影響は
思いのほか大きく、
左フロントのアーム類、ナックル全交換&ベアリング交換。
燃費と駆動系への負担を減らし、ピット作業を減らす為
昨年のSタイヤアドバンA048 185-55-14から
アドバンネオバ007 185-60-14へ
グリップの低下と経の拡大でブレーキパッドの消耗も抑えようと。
2分40~45秒でラップすればチェッカー後には
クラス上位にいると判断。
駆動系は一通りのメンテナンス&油脂類全交換。
反省点1:今年はちょっとサポートに頼って某国産メーカーのオイル使用。
昨年は絶対性能でオイルをセレクト。
非常に高価ではあったけど、最後まで絶好調だった。
主要メンバーとの打ち合わせで
エンジン、ミッションは何もしないことになった。(予算の関係で)
そのときも動力関係の不安はあったのだが。
反省点2:せめてヘッドカバーぐらい開け、状態確認&デフも同様。
草レースとはいえ、サーキット全開走行を舐めていたということ。
国産車のエンジンは丈夫と思い込み。確かに丈夫ではあると思う。
今回、ここまで走ったのは丈夫なエンジンだったから。
今回は、N1チャンピオンも搭乗したのだが
ペースが異常に速かった。
此れに触発されたか、全員全開走行だった?
みなさん、ラップタイムに異常に関心があった。
反省点3:Pラップの装着を忘れた。
自分の走行タイムがわからないととても不安であるらしい。
結果的に次々に現れる他車を追い抜くのに
無駄にペースが乱れていった。
スタート前になんとなく「6500回転2速はV字コーナーだけ」と打ち合わせたものの
上記のように丈夫であると思い込んでいたため結果的に皆好きなように走った。
反省点4:事前の打ち合わせが充分ではなかった。
耐久レースは何が大事なのかということを
すっかり忘れていたような気がします。
しかも、水温計の場所さえ知らないドライバーがいた。
今回のレース、56番手スタートながら5時間目前後には一時12番手に上がってしまった。
これも、むやみに期待を膨らませてしまった。
同時に反省点4のように事前の打ち合わせが不十分なため
時間とともに起こりえる問題点(SCの導入など)のシュミレーションが出来ていないため
ピットとドライバーの意思疎通が全く出来なかった。
反省点5:戦略は全くなかった。
こんな耐久レースはありえない。
ただ走って結果よければ・・・のレースだった。
さて、ここまで書いてあらためて「なにやってたんだろ」だ。
高いエントリー代払って、多数の方々の応援を頂いて
挙句に車をぶっ壊してしまって・・・参加の資格なしです。
EP82小鳥号はといえば、
どうやらデフがぶっ壊れてロック状態になり
高負荷な状態で全開走行を続けた結果
オーバーヒートをお越し、デトネーションがおきてしまったという
状況と思われる。
ピットインの時、デフは完全にロックし
オトコ5人がかりで押してもびくともしない状態。
エンジンは完全オーバーヒート。
オイルフィラーキャップやタイミングベルトのカバーが溶けるという
今までに見たこともない状態。
1番シリンダー(しか見てませんが)はデトネーションを起こしていて
プラグは白をとおりこして、たとえは悪いですが
火葬場から出てきた骨のよう。(見たことある方、わかりますよね)
ピストンヘッドは、異常燃焼のせいでブツブツザラザラ。
ピストンリングも固着してるかも。
ということで、エンジンは完全に終わってしまった。
あんな状態のデフを回し続けたのだから
エンジンはさぞ苦しかったと思う。
昨年、このレースで小鳥号に乗った某選手が
「サーキットで終わったのだから競技車としては幸せだと思えば・・・」
といってくれましたが、そうは思わない。
間抜けなオーナーのせいで一台のマシンが終わってしまった。
帰り道、積載車のミラー越しに揺れている荷台の小鳥号を見ながら
深く深く反省しながらの長い帰り道。
いつかまた、機会があったら
もう一度、挑戦をしたい。
真剣になればなるほど
やっぱり、楽しい遊びですよ。モータースポーツ。
最後に
サポートしてくださる方々のすばらしさ。
暑い中、ずっとピットレーンでサインボードを出し続けピットとの連絡を
してくださったメンバー。
給油のタイム計測を1秒たりとも逃さないようストップウォッチをまわしてくれ
残り30秒からのカウントダウンは見事。
主催者のピット担当スタッフが感心してました。
交代したドライバーに冷たいタオルと飲み物を渡してくれる心遣い。
(何度も書いてますがこんなにドライバー扱いしてもらうことは普段ありえない)
それから、同じピットを使っているライバルチームのやさしさ。
うちの車が動かなくなった時ピットに押し入れるのに
融通の利かない小鳥号の為、自チームの道具類をあっという間に片付けてくださり
道を作ってくださったり、パーツの融通を申し出てくれたり、
リタイヤが決まった時は一緒に残念がってくれました。
アマチュアリズムとかクラブマンとかって言葉は
きっとこういうことなのだと思います。
感謝感謝。
トラブルによるリタイヤ。
これがすべて。
以上
じゃ、話にならないので反省文。
参加の話が決まったのは今年の春。
なるべくリーズナブルにしようということで
昨年に比べてメンテナンスはだいぶ簡略化。
とは言うものの昨年のクラッシュの影響は
思いのほか大きく、
左フロントのアーム類、ナックル全交換&ベアリング交換。
燃費と駆動系への負担を減らし、ピット作業を減らす為
昨年のSタイヤアドバンA048 185-55-14から
アドバンネオバ007 185-60-14へ
グリップの低下と経の拡大でブレーキパッドの消耗も抑えようと。
2分40~45秒でラップすればチェッカー後には
クラス上位にいると判断。
駆動系は一通りのメンテナンス&油脂類全交換。
反省点1:今年はちょっとサポートに頼って某国産メーカーのオイル使用。
昨年は絶対性能でオイルをセレクト。
非常に高価ではあったけど、最後まで絶好調だった。
主要メンバーとの打ち合わせで
エンジン、ミッションは何もしないことになった。(予算の関係で)
そのときも動力関係の不安はあったのだが。
反省点2:せめてヘッドカバーぐらい開け、状態確認&デフも同様。
草レースとはいえ、サーキット全開走行を舐めていたということ。
国産車のエンジンは丈夫と思い込み。確かに丈夫ではあると思う。
今回、ここまで走ったのは丈夫なエンジンだったから。
今回は、N1チャンピオンも搭乗したのだが
ペースが異常に速かった。
此れに触発されたか、全員全開走行だった?
みなさん、ラップタイムに異常に関心があった。
反省点3:Pラップの装着を忘れた。
自分の走行タイムがわからないととても不安であるらしい。
結果的に次々に現れる他車を追い抜くのに
無駄にペースが乱れていった。
スタート前になんとなく「6500回転2速はV字コーナーだけ」と打ち合わせたものの
上記のように丈夫であると思い込んでいたため結果的に皆好きなように走った。
反省点4:事前の打ち合わせが充分ではなかった。
耐久レースは何が大事なのかということを
すっかり忘れていたような気がします。
しかも、水温計の場所さえ知らないドライバーがいた。
今回のレース、56番手スタートながら5時間目前後には一時12番手に上がってしまった。
これも、むやみに期待を膨らませてしまった。
同時に反省点4のように事前の打ち合わせが不十分なため
時間とともに起こりえる問題点(SCの導入など)のシュミレーションが出来ていないため
ピットとドライバーの意思疎通が全く出来なかった。
反省点5:戦略は全くなかった。
こんな耐久レースはありえない。
ただ走って結果よければ・・・のレースだった。
さて、ここまで書いてあらためて「なにやってたんだろ」だ。
高いエントリー代払って、多数の方々の応援を頂いて
挙句に車をぶっ壊してしまって・・・参加の資格なしです。
EP82小鳥号はといえば、
どうやらデフがぶっ壊れてロック状態になり
高負荷な状態で全開走行を続けた結果
オーバーヒートをお越し、デトネーションがおきてしまったという
状況と思われる。
ピットインの時、デフは完全にロックし
オトコ5人がかりで押してもびくともしない状態。
エンジンは完全オーバーヒート。
オイルフィラーキャップやタイミングベルトのカバーが溶けるという
今までに見たこともない状態。
1番シリンダー(しか見てませんが)はデトネーションを起こしていて
プラグは白をとおりこして、たとえは悪いですが
火葬場から出てきた骨のよう。(見たことある方、わかりますよね)
ピストンヘッドは、異常燃焼のせいでブツブツザラザラ。
ピストンリングも固着してるかも。
ということで、エンジンは完全に終わってしまった。
あんな状態のデフを回し続けたのだから
エンジンはさぞ苦しかったと思う。
昨年、このレースで小鳥号に乗った某選手が
「サーキットで終わったのだから競技車としては幸せだと思えば・・・」
といってくれましたが、そうは思わない。
間抜けなオーナーのせいで一台のマシンが終わってしまった。
帰り道、積載車のミラー越しに揺れている荷台の小鳥号を見ながら
深く深く反省しながらの長い帰り道。
いつかまた、機会があったら
もう一度、挑戦をしたい。
真剣になればなるほど
やっぱり、楽しい遊びですよ。モータースポーツ。
最後に
サポートしてくださる方々のすばらしさ。
暑い中、ずっとピットレーンでサインボードを出し続けピットとの連絡を
してくださったメンバー。
給油のタイム計測を1秒たりとも逃さないようストップウォッチをまわしてくれ
残り30秒からのカウントダウンは見事。
主催者のピット担当スタッフが感心してました。
交代したドライバーに冷たいタオルと飲み物を渡してくれる心遣い。
(何度も書いてますがこんなにドライバー扱いしてもらうことは普段ありえない)
それから、同じピットを使っているライバルチームのやさしさ。
うちの車が動かなくなった時ピットに押し入れるのに
融通の利かない小鳥号の為、自チームの道具類をあっという間に片付けてくださり
道を作ってくださったり、パーツの融通を申し出てくれたり、
リタイヤが決まった時は一緒に残念がってくれました。
アマチュアリズムとかクラブマンとかって言葉は
きっとこういうことなのだと思います。
感謝感謝。
by norin-1
| 2007-07-17 16:47
| モータースポーツ