翌朝、目が覚めると外は真っ白。
テレビをつけると、東京も雨から雪に変わりそう。
昨日は大した事ないようなこと言っていたが。。。。
ま、スキーでは雪は歓迎。吹雪いているわけでもなく
いい状態のゲレンデへ連れていける。
と喜んでいた。
朝食のビュッフェを済ませて、ウェアに着替えてチェックアウト。
荷物を車に詰め込んで、スキー場へ出発。
一晩で軽く30cm以上は積もっており、道路も交通量が少ないのか、積もったまま。
セレナでFFドリフト楽しみながら登っていくと、スキー場手前の上り坂で渋滞発生。
最初は駐車場の入り口渋滞と思っていたが様子が変なので、
近くに止まっていたどこぞのホテルの送迎バスの運ちゃんに聞いて見たら、
上の方で立ち往生が数台いるとのこと。
こりゃ、待っていてもしょうがないのでもう一つのパノラマスキー場に向かう。
途中、やはり立ち往生の車が何台かいたが、渋滞もなく走る。
が、中央高速が閉鎖されていることがわかり、急遽予定変更。
ホテルに戻り、レンタル用品を返却し帰路につく。
田舎道を20号線に向けて走る。
カーナビに頼って走ったのだが、全く車の走っていない峠道を教えてくれた。
雪は降り続いて、いつもの場所とは思えない景色。
何とか20号線にでると、比較的順調に流れている。
東京も凄い雪になってきそうな予感。
早めにコンビニで水分と食料を買い込んでおく。
ついでに出ないというこどもたちからも絞り出しておいてもらう。
燃料も満タンに。
そして、ついに甲府市街を抜けたところで渋滞。 動かない。
一時間に数十mだった渋滞が、勝沼すぎたあたりから更に酷いことに。
2時間以上全く動かないこともある。
ラジオの交通情報は、高速のことは言っても20号線のことは何も言わない。
ただただ、大変だの繰り返し。 間抜け。
ネットでも有効な情報はまったくない。
つぶやき版でやっと先の事故情報などが入ってくる程度。
アイドリングのだが、燃料は確実に減って行く。
トイレに行きたい子供達を斥候に出してスタンドを見つけにいかせた。
そこから3時間ほどかけてスタンドで給油。車揺すってできるだけ入れた。
そしてまた渋滞。
笹子トンネルの遥手前で全く動かない。
たまに数m進むのはUターンした車の分。
とうとう日ずけが変わり、火曜日に突入。
なんとか明け方までに帰れれば学校も仕事も間に合うのだが、
もはやこのままでは絶望的。
で、意を決してUターン。
甲府まで戻り、国道52号線で静岡に抜けるルート。
東名は開通しているとのことなので、そっちを選ぶ。
この52号線。甲府からすでに雪はほとんどなく、
約100kmの静岡までの道のりを2時間かからずに走破。
第二東名に入って、快調に走れた。
これならと思っていたが、やっぱりそうもいかず、
大井松田から渋滞発生。
凍結防止剤散布の低速車作業ということで、
一時間に一回ぐらい時速80km程度で走れたりする。
そうはいっても、厚木の手前で午前5時。
本日、4連休目が確定。
厚木から先はチェーン規制と言っていたが、どこにもチェックされずにそのまま通行。
雪はなし。
混雑の看板の出ていた海老名のSAもガラガラ。
首都高が閉鎖なので
ダラダラと横浜町田で降りて保土ヶ谷バイパスで狩場へ。渋滞なし。
狩場線閉鎖の掲示板なので一般道へ出たら、なんと上を走っている。
まぁ、下道も渋滞なしなので横浜市内から第一京浜をトコトコといつも通り。
で、ゲートブリッジが開通したとのことなので、環八〜R357〜TGBを選択。
我が家は葛西なのでベストだろう。
ところが、羽田空港からR357に左折する交差点で、その先の右折から高速入口になるところで
高速の開通待ちのトラックで渋滞。
あと、数十メートルなのに、、、
で、左によって左折のウインカー出していたら、前のトラックの方々が少しづつ少しづつ車間を
詰めて左側にスペースを開けてくれた。
仕事なのにえらい目にあっているはずだが、この行動には感激した。
窓開けて一台ずつお礼しながら行くと、皆笑って手を振ってくれた。
学校も仕事も行けなかった子連れの一家を哀れに思ってくれたのかもしれないけど、
なんか、プロドライバーのモラルを感じた出来事だった。
R357に入ると閉鎖だったはずの高速が入れた。これはと思い湾岸に入り順調に走る。
道路上雪なし。何で通行止め???????
電光掲示板には葛西から先はまだ通行止めらしい。
で、葛西出口まで1kmで、再び渋滞。
3車線が一気に出口に集中したため。
この、一番右側を走っていたのはほとんど一般の乗用車。
トラックや業務用の車は手前からずっと左側によっていた。
で、渋滞で待つこと小一時間。
やっと黄色い車がサイレンならして回転灯つけながらやってきて車線の規制を始めた。
で、なんとか高速を降りて我が家へ。
実に30時間、ほぼ車内拘束という初体験をいたしました。
なぜか、特に疲れも感じずに家族元気に帰ってこれました。
気になったのは、情報が全くと言っていいほどなかったこと。
これは、愚痴の一つも言いたい。